サイコロの目の一様分布を生成させる。

sample()を用いて、1~6の整数のどれかを、それぞれ等確率で、ランダムに10万回生成させてみる。つまり、サイコロを10万回振る。

dice <- sample(1:6, 100000, replace = TRUE)

サイコロの数字の分布のヒストグラムを描くと、ほぼ等確率で1~6が生成していることが分かる。

hist(dice)

サイコロの目の平均値の分布は正規分布か?

今度は、サイコロを10回振って、出た目の平均値を計算する。 その試行を1万回行い、その分布を調べる。

まず、平均値の計算結果を入れる「箱」(result)を用意する。

result <- rep(NA,10000)

この「箱」に、サイコロを10回振って出た平均値を入れるという施行を1万回繰り返す。

for (i in 1:10000){   # 1万回のループ
  dice <- sample(1:6, 10, replace = TRUE) # サイコロを10回振る
  diceMean <- mean(dice) # サイコロの目の平均値をmean()を使って計算する。
  result[i] <- diceMean # サイコロの目の平均値を「箱」に入れる。
}

「箱」に入った1万個の平均値の分布をヒストグラムに描く。

hist(result)

正規分布っぽくなっていることが分かる。